主題
- #リンドウ
- #花言葉
- #植物
作成: 2024-02-02
作成: 2024-02-02 10:03
こんにちは、今日は特別な花の言葉と、花にまつわる物語をご紹介します。植物に興味がありますか?花は人々と密接な関係にあります。結婚式や葬式など、重要な行事には必ず花が登場します。通りすがりに見かける美しい花は、人の気分を良くしてくれることもあります。
では、今回出会う花が気になりませんか?
出典:中央フォト
今日は、『リンドウ』という花をご紹介します。リンドウは、韓国をはじめとする東アジア地域に自生する花で、青みがかった紫色をした美しい花です。特に秋によく見られ、生け花にも人気のある花の一つです。
リンドウは、その魅力的な色合いと美しさから、多くの人々に愛されています。リンドウの花言葉は「**正義**」で、社会的な価値観や正しい行動を思い起こさせる意味を持っています。
リンドウのもう一つの花言葉は「**あなたが悲しむとき、私は愛している**」です。リンドウの花言葉は、花の形からきています。リンドウは双子葉植物で、紫色の花が咲きますが、花がたくさん咲くと横に倒れてしまいます。しかし、リンドウは命を落とすことなく、倒れた葉と葉の間からまた別の花を咲かせます。逆境の中でも花を咲かせるその姿から、このようなリンドウの花言葉が生まれたのです。福孝根(ポッキョングン)詩人は、リンドウの花言葉である「あなたが悲しむとき、私は愛している」を題材にした詩を創作しました。
リンドウの由来は何でしょうか?リンドウはリンドウ科の多年草で、根が非常に苦いため、「竜の胆(りゅうのたん)」つまり「リンドウ(龍膽)」と呼ばれるようになったと言われています。
農耕社会において最も重要なのは水でした。水が豊凶を左右するため、水の源である雨を司る竜は神聖な意味を持ち、崇拝の対象でした。そのため、竜の胆と呼ばれたのかもしれません。学名はGentiana scabra Bungeで、属名ゲンチアナ(Gentiana)は、ゲンティウス(Gentius)王がペストの治療薬を願って発見したという伝説にちなんで付けられた名前だと言われています。
リンドウの伝説は、薬効と関係しています。昔、木こりが雪の中で草の根を掘っているウサギを見て、その根を掘り起こして母親に煎じて飲ませたら、胃腸病が治ったそうです。生薬名は草龍膽(そうりゅうたん)です。それだけ薬草として利用されてきました。しかし、このような薬効により、絶滅寸前にまで個体数が減少しています。根が薬草として高値で取引されるため、薬草採集者の採取対象となり、かつてはたくさんあったリンドウも、今では見かけることが少なくなりました。
薬草として人々に恩恵をもたらす一方で、その個体数が減少しつつあるリンドウの花。その花言葉である正義を覚えておいてください!
それでは、今日も良い一日をお過ごしください!ありがとうございました。
コメント0